2006年3月26日~4月3日に、県議会有志で標題の調査を行ってきました。前回のハワイ津波調査に続き、この調査も有志の集まりであり、県政調査の海外議員派遣(視察)ではなく、通常の議員としての政策活動として行なっています。ここでは調査目的と、調査した施設の中から数箇所ををピックアップしご紹介します。
今回の調査に際して、バンダアチェ市津波被害の復興に大変貢献された、横浜市とアジア太平洋都市間協力ネットワーク事務局(CITY NET)にご協力を頂きました。
【調査目的】
日本は世界有数の地震・津波被災国であり、神奈川県においても大地震の切迫性が指摘されていることから「大規模地震に備えた対応力の強化」を神奈川力構想・プロジェクト51(表示される画像をクリックし、第2章-4-Ⅱ1 ・ 5-Ⅱをご参照下さい。)に位置付け、取り組みを行なっています。
今回の調査は2004年12月26日のスマトラ沖地震により発生した津波で61,065名の尊い命が一瞬のうちに失われた最大の被災地であるインドネシア共和国バンダアチェ市やメダン市を訪問し、被害状況や市民生活への影響等の調査や、行政や民間ボランティア団体による復興支援活動・救援体制・情報伝達体制を調査し、本県の施策の参考とするものであります。
【調査施設】 |

【在メダン総領事館訪問】
バンダアチェ市やニアス島など、スマトラ沖地震・津波の最大の被災地域を管轄している在メダン総領事館を訪問しました。 |

邦人の被害状況の把握やその情報発信など、災害発生時における領事館の対応状況について聴取しました。
また、情報提供・支援体制、緊急時における情報収集・伝達体制など、災害発生における支援のあり方について検討しました。 |

【バンダアチェ市長と会談・
バンダアチェ市役所訪問】
被災後にバンダアチェ市長に就任し、現在最前線に立って復興事業に取り組んでいる マワルディ・ヌルディン市長
との意見交換をしました。
(写真左より)
・大村博信 県議
・豊島きよし 県議
・マワルディ・ヌルディン 市長
・私、石川輝久 です。 |

スマトラ島最西端に位置するバンダアチェ市はスマトラ沖地震・津波により壊滅的な打撃を受けた、最大の被災地であり、現在でも、各国政府やNGO等による復興支援活動が行なわれているところです。
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そこで私たちは、バンダアチェ市役所を訪問し、市内の被災状況・復興に向けた各種支援団体との連携体制、現在の復興状況など、被災地の実情について調査しました。
(写真右)
茅野誠 県議 |

またそれに伴い、市の幹部職員と、今後の津波・防災対策のあり方等について意見交換を行ないました。 |

これは、市役所の玄関になります。 |
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【URDI(都市・地域開発協会)メンバーとの意見交換】
URDIは現地で復興支援活動を行なっている団体の一つです。
被災時におけるボランティア活動のあり方について意見交換を行ないました。 |

URDIの支援により再建したコミュニティセンターがいくつもあり、その施設に果たす役割の検証を通して、被災者の心のケア支援の取り組みについて調査しました。 |

【セツイ市場調査】
横浜市も修復に携わった「セツイ市場」を訪問しました。
セツイ市場は現在、市民生活の台所となっています。
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市民の生の声を伺い、地域経済や市民生活の再建状況について調査しました。 |

【バンダアチェ市内の被災状況調査】
これ以下の写真は現在でも津波の爪あとが大きく残されている市内の被害状況の調査です。
また、各施設や建物のインフラ再建の実態を実施に調査しました。 |

豊島県議と私の後ろにあるものは、大変大きな『船』です。
港から3kmも離れたこの場所まで流されてしまいました。津波の威力が伺われます。 |

建物の一部だけが残り、他は流されてしまっています。 |

こちらは特に津波の脅威が残っています。
集合住宅の個々の玄関に当たる部分のみが残り、部屋部分は全て破壊されてしまっています。 |

建物の残された部分を補強したりしています。 |

新しい住宅、被害に遭ったままの住宅、建設中の住宅が混在しています。
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新しい住宅を建設しています。 |

頑丈に出来ていた鉄橋部分が壊されています。津波が流してきた何かに当たって破壊されたものと考えられます。 |

各国が支援したとして、看板が立てられています。右上に日の丸があります。 |

木材の再利用施設です。 |

流されたり、壊されてしまった建物等の廃材を再利用し、家具を作っているところです。
写真奥の木材は全て廃材を基としています。 |

保管している木材です。かなりの量があり、どれだけの建物が破壊されたのか推察できます。 |

陸地だった場所ですが、約1年半が過ぎても未だ津波後の水が引いていません。 |

住宅のすぐそばでも水が引いていません。 |

一軒だけ残っていますが、部分的に流されてしまっています。 |

無残な姿のまま取り残されています。 |

こちらも未だに水が引いていません。 |

新たに建設された住宅です。高台に立てられています。 |

視察団が宿泊したホテルです。
小泉首相も視察の際に利用されました。 |

ホテルの窓から撮影しました。ちょうどこの時間にコーランが響いていました。 |