多選禁止条例案 未明の否決  06年12月20日

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社会ニュース - 12月19日(火)17時18分
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多選禁止条例案 否決 17時間紛糾の末 神奈川県議会委
12月19日17時18分配信 毎日新聞

 知事の不祥事が相次ぐ中、神奈川県の松沢成文知事(1期)が全国初の成立を目指した「知事の在任の期数に関する条例(多選禁止条例)」案が19日未明、同県議会総務・企画委員会で否決された。松沢知事が条例の必要性を直接県民に訴える論文を地元紙に投稿をしたことを巡り、最大会派の自民党などが「議会軽視」と追及、約17時間も紛糾した末の採決だった。21日の本会議最終日でも否決される見通しだ。
 条例案は連続3期(12年)を超える知事の在任禁止を制度化する内容で、今月4日に松沢知事が「多選は不祥事が生まれやすい」と県議会に提案した。知事与党の民主党は賛成したが、自民党や公明党などは「職業選択の自由を定めた憲法や公職選挙法に抵触する恐れがある」と反対に回った。自民は来春の知事選への出馬が確実視される松沢知事の対抗馬を擁立するが、反対の背景には、知事選前に松沢知事に「手柄」を立てさせたくないとの思惑があるとみられる。
 松沢知事は、17日の神奈川新聞に「首長多選禁止の条例化を」と題した論文を投稿したが、これが火に油を注いだ。18日午前11時前に始まった同委員会で自民は「議会の結論が出る前の投稿はおかしい」「条例を通さないのが悪のような主張は許せない」と猛反発。知事の釈明を求め、県側を延々と追及した。
 5回の休憩・再開を繰り返した後、県議会としての「遺憾の意」を松沢知事に伝え、19日午前4時前にようやく採決となった。結果は賛成4、反対10だった。【稲田佳代】


最終更新:12月19日17時18分




(神奈川新聞 06年12月20日・2面)
写真左奥、挙手している者が石川輝久です。